【カフェイン敏感さん必見】夜でも安心!ノンカフェイン&低カフェインチョコ5選の楽しみ方

【カフェイン敏感さん必見】夜でも安心!ノンカフェイン&低カフェインチョコ5選の楽しみ方 チョコ豆知識

「チョコレートは大好きだけど、少しのカフェインでも眠れなくなる…」
「夜に食べたいけど、翌日のことを考えると不安で諦めがち…」

そんな“カフェインに弱い”方が安心して楽しめる、やさしいチョコレートがあるのをご存じですか?

この記事では、カカオマス不使用または少なめで、カフェインを極力抑えたチョコレートを5つ厳選してご紹介します。カフェイン敏感体質の方はもちろん、夕方以降にチョコレートをつまみたい方、妊娠中・授乳中の方にもうれしいラインナップです。さらに、チョコに含まれるカフェインの仕組みや、カフェイン過敏症の方が知っておきたいポイントも詳しく解説します。

夜のリラックスタイムのお供にも、ちょっとした自分へのご褒美にも。ほんのひとかけで心がほどける、優しくて贅沢なチョコレートとの出会いを、ぜひお楽しみください。


1. まず知っておきたい「チョコレートとカフェイン」の話

● チョコに含まれるカフェインは「カカオマス」由来

チョコレートの原料は「カカオ豆」です。このカカオ豆をすりつぶしてできるカカオマス部分に、カフェインやテオブロミンという覚醒作用のある成分が含まれています。つまり、ダークチョコのようにカカオ分(=カカオマス)が多いものほどカフェイン量が増え、逆にカカオマスを含まないホワイトチョコは実質的にカフェインがほぼゼロ

たとえば、一般的なホワイトチョコレート100gあたりのカフェイン量は0mg。ミルクチョコ(カカオ分30~40%程度)でも、100g食べてカフェインは約20mgとされています。ちなみにコーヒー1杯(約150ml)に含まれるカフェインが100mg前後なので、ミルクチョコ1枚(50g)のカフェイン量は、コーヒーわずかひとくち分程度、というイメージです。

● それでも気になる「カフェイン敏感症」って?

一方で「カフェイン敏感体質」の方は、コーヒーどころかココアや紅茶、チョコレートの少量カフェインでも動悸がする、イライラする、眠れないなどの症状が出ることがあります。医療的に“カフェイン過敏症”という正式な病名はありませんが、耐性が極端に低い場合、少量でも体に大きく反応が出ることも。

「ほんのすこしのチョコでも寝付けなくなる…」というお悩みは、決して珍しくありません。そんなときは、ホワイトチョコレートなど、カカオマスを使わない商品を選ぶとよいでしょう。カフェインがほぼ含まれないだけでなく、乳製品や砂糖とココアバターのまろやかな甘さを楽しめるのがホワイトチョコの魅力です。

● 選び方のポイント

  • カカオマス不使用 or 少なめのチョコを選ぶ
  • 「ホワイトチョコ」「ミルクチョコ」が狙い目
  • 原材料表示で「カカオマス」「ココアパウダー」が入っていないか確認
  • 甘さ・風味も大事に! 自分好みの味わいを探す

本記事では、そうした観点で厳選したチョコレート5商品を、詳しくご紹介します。すべて通販購入が可能なので、気になったらぜひ試してみてください。


2. カフェイン敏感でも楽しめる通販チョコ5選

1. 【People Tree(ピープルツリー)|フェアトレードチョコレート〈ホワイト・ミルク系〉】

● 商品の特徴

  • カフェイン:ゼロ(ホワイト系)/少なめ(ミルク系)
  • フェアトレード&オーガニック原料で安心
  • 黒糖のやさしい甘み&まろやかな口溶け
  • 秋冬限定でパッケージも可愛い

オーガニック&フェアトレードでおなじみ、ピープルツリー。スイスの老舗工場で最大72時間かけて練り上げられたチョコレートは、乳化剤や香料を一切使わずになめらかな口どけを実現しています。

なかでもカカオマス不使用の「ホワイトチョコレート」や、カカオ分が少なめの「ミルクチョコレート」はカフェインが極力抑えられ、夜に食べても眠れなくなりにくいのがうれしいポイント。黒糖を使っているので甘さに深みがあり、あと味もすっきり。ヘーゼルナッツやアーモンドが入ったフレーバーも人気です。

● こんな方におすすめ

  • 「安心・安全な素材にこだわりたい」
  • 「ちょっとしたプレゼントやギフトにも使いたい」
  • 「まろやかな甘いチョコが好き!」

ピープルツリーは秋冬限定販売なので、店頭で見かけたら要チェック。パッケージの絵柄がとても可愛らしく、ギフトにもぴったりです。通販でも購入可能です。

 

 


2. 【ROYCE’(ロイズ)|生チョコレート〈ホワイト〉】

● 商品の特徴

  • カフェイン:ゼロ(ホワイトチョコベース)
  • 北海道生クリームたっぷりの「生チョコレート」
  • お口の中でとろける濃厚ミルキー感
  • 洋酒が微量含まれるため、アルコール苦手な方は注意

北海道・ロイズの生チョコシリーズは一度は食べたくなる有名ブランド。ホワイト生チョコは「カカオマス」不使用のホワイトチョコに、生クリームをたっぷり加えて仕上げているため、カフェインがほぼゼロ。甘さはしっかりしつつもしつこくなく、生クリームのコク&ホワイトチョコのまろやかさが絶妙にマッチします。

冷蔵庫から出した直後は少し固めですが、すぐに口の中でスッと溶けて、ふわっとミルキーな味わいが広がる至福の一粒。高級感ある箱入りで、ギフトはもちろん「自分へのご褒美」にもぴったりです。

● こんな方におすすめ

  • 「とろける食感が好き」
  • 「チョコレート感よりもミルキー感重視」
  • 「夜のデザートタイムをちょっと贅沢にしたい」

カフェインに敏感な方は、ミルクやダークの生チョコは控えて、このホワイトタイプを選ぶと安心。ロイズの公式オンラインショップや北海道物産展など、各地の催事でも手に入れやすい一品です。

 

 


3. 【Minimal(ミニマル)|ミルクチョコレートシリーズ】

● 商品の特徴

  • カフェイン:少なめ(ミルク系で50gあたり約15〜20mg)
  • ビーントゥバー専門店が手がける高級チョコ
  • 「ホールミルクロースト」製法でカカオの風味×ミルクの甘さを両立
  • フレーバーごとに個性ある味わい(ナッツ、フルーティーなど)

東京発のビーントゥバーブランド「Minimal」は、カカオ豆の選別・焙煎・製造までを一貫して行うクラフトチョコレート専門店。近年、ダークチョコのイメージが強かったMinimalが、本格的に「ミルクチョコレート」シリーズを展開し始めました。

通常のミルクチョコはカカオの風味がやや埋もれがちですが、Minimal独自の「ホールミルクロースト」製法では、完成したミルクチョコをもう一度ロースト。カカオの芳醇な香りをしっかり残しつつ、ミルクのまろやかさと溶け合う、複雑でリッチな味わいを実現しました。カカオ分が50%前後なのでカフェインはダークほど高くなく、食べ過ぎなければ夜でもOKという絶妙なバランスです。

● こんな方におすすめ

  • 「ミルクチョコでもカカオの風味をしっかり楽しみたい」
  • 「ちょっと大人な甘さと香りを味わいたい」
  • 「自分の舌でフレーバーの違いを比べたい」

フルーツ感のある「Savory Milk」やナッツ感のある「Nutty Milk」など、数種類のフレーバーを比べるのも楽しみのひとつ。価格は少しお高めですが、その分の満足度は抜群です。


4. 【久遠チョコレート|ホワイトベースのテリーヌ】

● 商品の特徴

  • カフェイン:ゼロ(カカオマス不使用のホワイトチョコ)
  • ペカンナッツ&ヘーゼルナッツを贅沢に使用
  • 社会貢献にもつながるブランド背景
  • 食感が楽しくてクセになる

「久遠チョコレート(QUON Chocolate)」は、障がい者の雇用や福祉施設との連携を目指したプロジェクトで生まれたブランド。全国各地に店舗があり、地域の特産品や季節の素材を活かした個性的なチョコを多数展開しています。

なかでも人気の「テリーヌ」シリーズは、上質なチョコにドライフルーツやナッツを練りこんだ“ご褒美感”たっぷりの逸品。ホワイトチョコベースの「テリーヌホワイト」は、カフェインゼロなので夜に食べても安心です。ザクザクしたナッツの香ばしさとホワイトチョコの甘さが口いっぱいに広がり、1枚で大満足。購入することで、福祉施設の方々の就労支援にもつながるのが素敵ですね。

● こんな方におすすめ

  • 「ナッツの入った食感が好き」
  • 「甘さ控えめホワイトチョコを探している」
  • 「社会貢献もできるお買い物に興味がある」

公式オンラインショップでは、ほかにも抹茶やほうじ茶、ゆずなど“和”フレーバーも充実。全国各地の百貨店やイベント出店で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

 

 


5. 【KALDI(カルディ)|ホワイトチョコクランチ/ナッツチョコ】

● 商品の特徴

  • カフェイン:ゼロ~低め(ホワイトorミルク)
  • 手軽な価格で、味バリエも豊富
  • クランチ系やナッツ入りなど食感もいろいろ
  • プチプラで“ちょっと幸せ”なおやつタイム

輸入食品やコーヒーでおなじみのカルディコーヒーファームでも、オリジナルチョコレートのラインナップが年々拡充中。なかでもホワイトチョコを使ったクランチや、ピーカンナッツをキャラメリゼしてホワイトチョコでコーティングした商品が人気です。

たとえば「キャラメリゼピーカンナッツホワイトチョコ」は、ザクザクのピーカンナッツにホワイトチョコを絡め、キャラメルパウダーをふりかけた一粒お菓子。ホワイトチョコだからカフェインは実質ゼロ、そしてピーカンナッツのコリコリ食感&甘塩っぱさがクセになる美味しさで、SNSでも「止まらない……」と話題に。価格帯も200~400円程度と手頃なので、ちょっとした自分用おやつに最適です。

● こんな方におすすめ

  • 「気軽に買えて、家でつまみたい」
  • 「コンビニ感覚で通えるカルディ好き」
  • 「ホワイトチョコ×ナッツの組み合わせに目がない!」

カルディでは季節限定のホワイトチョコ商品も多く、バレンタイン前後にはバリエーションが増えるので要チェックです。プチプラでストックしておくと、仕事や家事の合間に“幸福感”をもらえますよ。


3. 「どうしてホワイトチョコはカフェインゼロなの?」

冒頭で少し触れましたが、ホワイトチョコレートは「ココアバター+砂糖+乳製品」をメイン原料としています。カカオマス(固形分)を一切使わないため、カフェインを含む部分が入らないのです。
一方で、ミルクチョコはカカオマスが入る割合が少ないとはいえゼロではないので、若干のカフェインが含まれます。ただし「ミルクチョコ100gで20mg程度」なので、1日に数かけ分ならカフェインの影響は微々たるもの。

● もしも「ミルクチョコでも不安…」なら?

  • ホワイトチョコ100%を選ぶ
  • あるいは「キャロブ(イナゴマメ粉)」使用のカフェインフリーチョコを活用する

キャロブチョコは“チョコっぽい風味”が楽しめる代替食として欧米で人気。日本でも「キャロブバー」を取り扱うオーガニックショップが増えています。カカオ不使用なので、完全ノンカフェインです。


4. カフェイン敏感さんがチョコを楽しむためのQ&A

Q1. 夜にホワイトチョコを食べるのはホントに大丈夫?
A. カカオマス由来のカフェインはゼロなので、コーヒーのような覚醒作用はほとんどありません。人によっては糖分で寝つきが悪くなる場合もありますが、カフェイン性の不眠を気にしなくて良いのは大きなメリットです。

Q2. 妊娠中・授乳中でも平気?
A. 医師から極端にカフェインを禁止されていない限り、ホワイトチョコのカフェイン量は実質ゼロなので基本的に問題ありません(ただし妊娠中は糖分・カロリー過多にも注意しましょう)。また、低カフェインのミルクチョコなら1日1~2かけ程度なら過剰にはならないはず。どうしても不安なら完全ノンカフェインのキャロブチョコもおすすめです。

Q3. 寝る前にちょっと甘いものを食べたい…他に気をつけるポイントは?
A. もし胃腸が弱い場合や血糖値が気になる場合は、一気に大量に食べず、少量をゆっくり味わうようにしましょう。ナッツ入りやロカボタイプのチョコを選ぶのもひとつの方法です。あと、歯磨きはきちんと行うのをお忘れなく!


5. 甘い時間を、もっと楽しむために

カフェインに敏感だからといって、チョコレートをぜんぶ我慢する必要はありません。選び方さえ工夫すれば、こんなに美味しくて贅沢な「甘い時間」を満喫できます。

  • 夜のリラックスタイムにホワイトチョコ1粒
  • 仕事や勉強の合間にミルクチョコ少し
  • 頑張ったご褒美にナッツたっぷりのホワイトテリーヌ

ひとかけで気分がふっとほどける、あの優しい甘さこそチョコレートの魅力。カフェイン0のホワイトチョコなら、枕元でつまんでも“カフェイン不安”が少ないので、心地よく休めるかもしれません。

● おすすめ5商品の簡易比較

商品名 チョコ種別 カフェイン量 特徴
People Tree〈ホワイト&ミルク〉 ホワイト/ミルク ホワイト:0mgミルク:10mg前後/50g 有機・フェアトレード。秋冬限定。黒糖のやさしい甘さ。
ロイズ 生チョコ〈ホワイト〉 ホワイト ほぼ0mg 生クリームたっぷりでとろける食感。洋酒微量。ギフトにも◎
Minimal ミルクチョコ ミルク 約15〜20mg/50g ビーントゥバーの新製法。カカオの風味とミルクが絶妙。大人向け
久遠チョコ テリーヌホワイト ホワイト 0mg ナッツゴロゴロ。福祉施設連携ブランド。社会貢献にもつながる
KALDI ホワイト系クランチ/ナッツ ホワイト/ミルク ホワイト:0mgミルク:微量 手頃価格&変わり種フレーバー豊富。ピーカンナッツなど食感が楽しい

6. まとめ|「優しいチョコ」で幸せな時間を

  • 「ホワイトチョコ=ほぼカフェインゼロ」なので夜でも安心
  • ミルクチョコなら、ダークよりずっとカフェイン少なめ
  • お気に入りの紅茶やノンカフェインコーヒーと合わせて楽しもう

どんなにチョコが大好きでも、夜にビターや高カカオを食べると眠れなくなる…という不安を抱えていた方は多いはず。けれど実は、ホワイトチョコや低カカオのミルクチョコなら、ほとんどカフェイン影響がないんです。

ちょっと疲れた日の夜。やさしい甘さのホワイトチョコをひとかけ頬張れば、脳が「ああ、頑張ったんだな」とほどけていく感じがします。「今日はホワイトチョコにしようかな」と思える選択肢を持っておくだけでも、気持ちがぐっと楽になるはず。

カフェイン敏感体質だって、チョコレートと仲直りできる。 ぜひ、おすすめした5つのチョコを参考にして、心と体にやさしい“幸せなチョコ時間”を楽しんでみてくださいね。